NFTマーケットプラットフォームの一種であるOpenSea(オープンシー)でNFTを出品する際、2023年現在の手数料はどのようになっているのでしょうか?
イーサリアム(ETH)のガス代と合わせてMATICのガス代発生ポイントも合わせて解説していきます。
ETHのNFT出品でガス代が発生するタイミング【2023年最新】
No setup fees:
In addition to saving ~35% in gas fees for transactions, you will no longer have to pay a one-time setup fee to start using OpenSea. By removing the setup fee alone, the OpenSea community could save $120m each year.
— OpenSea (@opensea) June 14, 2022
OpenSeaでNFTを出品する際、以前はガス代が多く必要となっていました。しかし2023年現在、ガス代が必要となるタイミングは減少しています。
最も大きな変化点としては、NFTを出品するタイミングで発生するガス代(Account Registration fees)が無くなったということです。
そのため2023年現在、NFTの出品は非常に手軽に行えるようになっています。
2022年10月現在、イーサリアムチェーンでNFTを出品した際に発生するガス代はほとんどありません。
ただし以下の行動を行う場合は、ガス代が発生することになるため、注意しましょう。
NFTを出品する場合、販売形式として固定価格で販売、もしくはオークション形式で販売することが可能です。
これらの価格設定を行い、出品を停止した際にガス代が必要となります。
またNFTを出品している際に、出品価格を値下げすることが可能です。値下げ自体でガス代は発生しませんが、最終的に販売停止をした場合は、値下げの回数分ガス代が発生する仕組みとなっています。
NFTを購入したいユーザーは、販売者に対して値下げ依頼などのオファーを依頼することが可能です。
オファーが発生し、NFTを売却する際には、ガス代は販売者が負担する仕組みとなっているので注意が必要です。
さらにオークション形式でNFTを販売した場合、1ETH以上で販売するとガス代はOpenSea側が負担してくれます。ただし1ETH以下でオークションが終了、承認された場合、ガス代は販売者が負担することになります。
MATICのNFT出品でガス代が発生するタイミング【2023年最新】
In June, OpenSea introduced Seaport — a brand new, open-source, #Web3 marketplace protocol for safely & efficiently buying & selling NFTs. Launched first on Ethereum, Seaport has helped create a more feature-rich experience at a lower cost. pic.twitter.com/9W8hqAF8gH
— Polygon | Aggregated (@0xPolygon) August 30, 2022
2023年現在、ETHでNFTを出品する際に発生するガス代のタイミングは減りましたが、MATICでNFTを出品する際にガス代が発生する場合が生まれました。
ETHとMATICではガス代が発生するポイントが異なるため気を付けましょう。
ETHと比べて最も異なるポイントは、MATICの場合、NFTを出品したり転売したりしようとするタイミングでガス代が必要となるということです。
以前はETHでもETHの出品時にガス代が必要でしたが、2022年10月現在はガス代が必要ありません。
またMATICの場合、NFTの転送時にもガス代が発生する仕様となっています。そのため無料でNFTを配布するようなGIVEAWAYやエアドロップを行う際にも、ガス代が必要となることを頭に入れておきましょう。